こんにちは。takuです。
9月12日の【マツコの知らない世界】
では、虫愛好家の後藤啓さんが登場します。
虫と虫の音に魅了され、
なんと家で1500匹もの虫を飼育されているそうな。。
虫を愛しすぎて、こんな本まで出す。
美しい声をもつ鳴く虫21種。
意外と知られていない、
採集しやすい場所・時間・方法などの
捕り方と、育て方を全公開。
出典元:https://www.amazon.co.jp/鳴く虫の捕り方・飼い方
僕は思いました。
そうさせる何か理由があるだろう。
本では21種類の虫を紹介していますが、
この地球上には
100万種といわれる虫の種類
があると言われています。
なんでそんなに虫が必要なの?
って思いますよね。
だから今日は、
いつもは嫌われがちな、虫たちの
プラスの側面(魅力?)を取り上げたいと思います。
虫セラピー
という言葉を聞いたことがありますか?
Dog(ドッグ)セラピーとかアニマルセラピーとかは聞いたこと
あるのですが、実は虫セラピーという世界もあるんですよ!
ということで、虫に関わるセラピーについて紹介しますっ。
1.糖尿病とマゴットセラピー
いきなりですが、これはちょっと過激(?)
虫嫌いの方には げげっ となるので、
もちろん画像も動画もなしで、
ささっと説明しとくだけにとどめますね。
これは糖尿病の治療の一つに、
「ハエとウジ虫」を使う療法がある
ということだそうです。
げげっ。
とはいっても、実は、マゴットセラピーは、
副作用もなく、麻酔もいらない画期的な治療法
として、日本でも徐々に普及してきている
正規の治療法で、現在全国70箇所の病院で
取り入れられているそうです。
以下に、マゴットセラピーの提携病院、医療機関一覧を
リンクしておきます。
http://jp-maggot.com/main/maggot/partner/
興味のある方だけ掘り下げて検索してください。
2.サウンドセラピー(森林セラピー)
これが、後藤さんの専門分野
ということになるんでしょうね。
虫の音には癒しの効果、
リラックス効果があり、
心理療法、精神療法として有効
なんですね。
もちろん、これも薬いらずです!
そもそも、
「虫嫌い」って
結構先入観からきている部分があるみたいですね。
例えば、親が虫嫌いだと、子供も嫌いになる確率も上がるようですし、
子供の前で、「怖い」「気持ち悪い」としょっちゅう言ってたら、
もちろん子供はそこから影響を受けますもんね。
つまりその逆で、虫を一緒に観察しながら、
「楽しむ」空気を流せば、
子供も自然と虫に対する抵抗感が薄れる
ということでしょうね。
森林セラピーとして自然と深くつながる方法に、
虫を好きになること
というのも紹介されていますので、ご覧ください。
https://hyakkei.me/articles-138
森林セラピーソサエティ
http://www.fo-society.jp/therapy/
3.虫がいなけりゃスタバにも行けない?
僕はコーヒーが大好きで、
よくカフェにも行きます。
時間があればスタバやタリーズなどで
PC仕事をすることもあります。
毎日の自分の生活にコーヒーは欠かせないのですが、
虫との関連性なんて考えたこともありませんでした。
受粉と植物の結実に虫の媒介が不可欠で、
もし虫が地球から全くいなくなってしまったら、
人類は10年ともたないだろうというデータがあります。
昆虫は、特にその働きは、我々の生活に欠かせない。その一つに授粉が挙げられる。 植物は自由に動けないため、その生存もまた動物や昆虫の働きに頼っている。昆虫は、 膨大な数の植物を授粉する。その中でも我々にとって重要なのは、玉葱、大蒜、唐辛子、 コーヒー、茶、ココア、、、等といった植物の授粉である。大豆は授粉が必要ないが、 蜂などといった授粉媒介者の存在は結実の確率を上げるし、抵抗力を強め、結果として収穫量が増える。
出典元:http://www.davephillips.ch/
私たちがリラックスタイムを楽しむ
日々の生活の裏側には、
虫の重要な役割があったりするんですね。
人と虫の関係についての論文
こちらも興味深いので、
興味があれば読んでみてくださいね。
4.虫除けセラピー(笑)人と虫と植物の共存
これは、虫のセラピーじゃないじゃないか
と言われそうですが、
虫は必要と言われても、
どうしても好きになれないって人もいると思います。
実は森だって、虫と共存していますが、
特定の「害虫」からは自分を守るために
フィトンチッド
という成分を放出するそうですよ。
要するに、
ゼロか100かではなく、うまく共存する
ことが大切ってことですよね。
フィトンチッドについての記事も面白かったのでリンクします。
出典元:http://www.city.nichinan.lg.jp/
ちなみに、この森が放出するフィトンチッドは
害虫には虫除け効果がありますが、
人間にはリラックス効果があります。
ということで虫除けセラピーですね。笑
虫にとっては「嫌な臭い」で
虫除け効果があるが、
人間にとっては癒しのリラックス効果がある
代表的な植物は
ハーブ
ですね。
その他にも、シトラス系(柑橘類)の香りなんかも
虫にとっては苦手だけど、
人間にはリラックス効果をもたらします。
おもしろいですね。
虫嫌いの味方!リラックス効果もあるハーブやスパイス、柑橘系の香りhttps://matome.naver.jp/
まとめ
以上、
- マゴットセラピー(虫による糖尿病治療)
- サウンドセラピー(森林セラピー)
- 虫がいなけりゃスタバにも行けない?(虫とコーヒーの関係)
- 虫除けセラピー(笑)人と虫と森の共存
について紹介しました。
虫は人間にとって
絶対に必要な存在であることがわかりました。
今回調べてみて、虫の存在意義について
少しでも見識が広がったことを素直に喜びたいと思います。笑
でも、 嫌いなものは嫌い。
という人は、それでもいいんですよね。
自分にとってのいい虫と悪い虫を理解しながら、
場所、音や臭りなど使い分けて
「うまく共存」
することが生活の知恵ですね。
付録
日本では馴染みがないが、
世界では虫は食用として親しまれている。
世界の食用虫ベスト3は
- 3位 ハチ
- 2位 チョウやガの幼虫
- 1位 甲虫類
だそうですよ!! ひ〜