1.三浦大知が岡村隆史にオファーした理由
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三浦大知さんは、岡村さんと過ごした
2ヶ月感を振り返って
次のようにコメントしています。
岡村さんは、本当に努力の方だなというのを改めて感じました。もちろん、いつもテレビで拝見させていただいて、きっとすごく真面目な方なんだろうなというイメージはありましたけど想像以上でした。僕たちのダンスは、過去のダンスの基礎的な部分も取り入れていますけど、かなり独自に発展しているところも多くて、踊っている僕たちでさえ相当難しいんです。それをたった2カ月間で本当にできるのかと心配でしたけど、岡村さんの練習を見ていたら、“これは、きっとできる”と確信していました。
僕がこのコメントを注意深く読んで、
印象に残った言葉が、
「努力」
と
「真面目」
という言葉でした。
僕は以前
三浦大知さんのサポートをする
ミュージシャンから三浦大知さんに
関する感想を直接聞いたことがあります。
「彼は、天才。本当のエンターテイナーだ。」
と言っていました。話を聞くと
そのエンターテイナーという言葉の背後には、
細部に至るまで徹底的にこだわり抜かれた
緻密な振り付け、演出、歌声
ステージ構成など、ありとあらゆる
面を三浦大知さんが携わっているそうです。
つまり、ステージに対する
かなりの高い志とそれに
見合うスキルを持ち合わせた
至高の存在ということですね。
なので、単にお遊び半分で
コンサートを盛り上げようという
気持ちで岡村隆史さんに声をかけたのでは
ないということがわかります。
三浦大知さんの、バックダンサーも
ミュージシャンも、超一流の
第一線のアーティストたちばかりです。
そこに岡村隆史さんを
オファーしたのですから、
岡村さんもそのことの重大さを
きっとしっかりと受け止められたんだと
思います。
そして、練習している姿を見た
三浦大知さんは、
ご自分が相当な努力と全力で
取り組んでいるオリジナリティ
「独自の発展」と表現している
超絶テクニックを要するダンス
の難しさを知っているからこそ、
すぐに岡村隆史さんの
「努力」に気がついたんだと
思います。
そして、「真面目」という表現は
三浦大知さん自身が、
エンターテイメントに対して
「大真面目」だからこそそのように
岡村隆史さんを評価したんだと思います。
最初は、確かに心配もあったけど、
やがて想像以上の「真面目さ」と「努力」
を目の前にして、三浦大知さんに
「これはいける」と確信させた
47歳岡村隆史さんに脱帽です。
本当にすごいことですね。
依頼する前から、この岡村隆史さんの
「人間としての強さ」を
イメージしていたからこそ、
三浦大知さんはオファーをしたのではないでしょうか。
2.三浦大知が武井壮と対談した理由
出典:http://paper.artscouncil-tokyo.jp/
実は、この対談が実現したのも、
単なるお遊びのバラエティ番組の一環
としての企画ではなく、
あの三浦大知さんが武井壮のことを
リスペクトしていたからなんですね。
なぜ、三浦大知さんほどのアーティストが
ある意味で、畑違い(?)の武井壮さんを
リスペクトしていたのでしょうか。
それは、武井壮さんが持つその「ロジック」
アスリートとしての考え方なんだそうです。
三浦大知さんが武井壮さんから影響を
受けている、傾倒している「ロジック」
というのはどのようなものなのでしょうか。
それは、
「自己分析の徹底ぶり」
だそうですね。
武井壮さんは自己ベストを出すために、
毎日自分のデータを記録していたそうで、
スポーツは頭で思ったことを
思い通りにできさえすれば
絶対に成功するわけだから、
そのイメージ力を鍛えれば道は開ける
という考え方をしていたんだそうです。
高校生から6年の間は、
毎日自分の記録を撮り続け、
じぶんの調子の悪い日を
ゼロにするよう心がけたそうです。
1日6回、部屋の中と外の温度、湿度、体温、
服の素材まで細かくデータをとって、
毎回50mのタイムを測って記録する。
それを元に体調をコントロールするので、
毎日絶好調だったそうです。
かなりクレイジーですね。
三浦大知さんも、それを
受けて同じようにコメントしています。
「変態ですね・・・。」
と。でもその後の
三浦大知さんのコメントが秀逸なんです。
ここに彼が武井壮さんをリスペクトしている
理由が詰まっています。
変態ですね(笑)。僕、最近思うのが、インターネットが欠かせない時代でSNSも普及して、それによって他人の評価がそのままなりたい自分の姿にすり替わっている瞬間がすごく増えているような感覚があるんです。まるで他人が作った鏡に映る自分が本当の自分だと思い込んでしまっているような、そういうなかで自分自身とちゃんと向き合うことってどんどん難しくなっているのかなあって。自分がどう動いたら一番気持ち良いか、どういう気持ちで臨めば理想の動きができるのか、自分は今、何が一番したいのか。本当に大切なことは、まず自分の頭で考え抜いて、自分を自己分析することなのに。だからそれをブレずにずっと実践している武井さんに、僕はすごく刺激を受けているんです。
引用:http://paper.artscouncil-tokyo.jp/
これって、
三浦大知さんの生き方の哲学というもの
が垣間見えるコメントですよね。
結局、三浦さんも武井壮さんと
同じことを考えているんですよね。
つまり、変態なんです。(笑
変態レベルにストイックで、
変態レベルに自己分析を
して自分を向上させようと
常に試行錯誤しているんですよね。
3.岡村隆史と武井壮の共通点
つまり、三浦大知さんが
リスペクトする人物というのは
三浦大知さんが持っている
ストイックなまでの自己分析力と
向上のためには努力を惜しまない
ひたむきさを感じることのできる
「自分との共通項」
をもった人物ということができますね。
刺激を受けるのは、自分と同じくらい
もしくはそれ以上のアティチュード
(志)をもって行動している人だからこそ
刺激を受けるわけですからね。
岡村隆史さんも、武井壮さんも
共通して持っているのは、
この変態的ストイックさを持つ
三浦さんでさえ驚くほどの
「自己鍛錬(追い込む)能力を
持ったひたむきな真面目さ」
と言えるのではないでしょうか。
4.三浦大知が大切にしていること
by Instagram
「笑い」と「音楽」
一見違う畑のようですが、
ある意味で、両者とも同じ
人に感動と笑いを提供する
「エンターテイメント的」要素を
持ち合わせた分野。
三浦大知さんは違う分野の人たちからも
自分を高めるための材料を日夜
探し、研究しているからこそ、
あのような超絶ダンス、
歌声をもって、
独自の音楽、世界観
を生み出し、
日本中のファンを
魅了することができているのでしょうね。
三浦大知さんは
武井壮さんとの対談の最後に
こんな言葉も残しています。
僕、歌もダンスも大事ですけど、最終的には観てくれる方にはエンターテインメントを感じてもらいたいという意識が強いんです。観てくれる方の気持ちに触れて、それで少しでもその方の人生が豊かになってくれたら……、それがすべてだから、自分の歌やダンス単独では、満足したことがないんです。
引用:http://paper.artscouncil-tokyo.jp/
この追求心こそ、三浦大知さんが大切に
していることであり、
岡村隆史さん、武井壮さんも共通して
持っているポリシーなんですね。
すごいです。これこそタレント魂ですね。
「イメージ」したことができるようになる。
「こうしたい」がそうできるようになる。
そのために努力を惜しまない。
これは、どの分野においても
生きていく上で大切な考え方だなと
とても教えられました。(^O^)/
まとめ
ということで、今回は
1.三浦大知が岡村隆史にオファーした理由
2.三浦大知が武井壮と対談した理由
3.岡村隆史と武井壮の共通点
4.三浦大知が大切にしていること
について記事にしました。