杉原厚吉(東大教授)目の錯覚はなぜ起こる?危険回避法【スクール革命!】 

こんにちは。takuです!

9月17日(日) 11時45分~放送予定の

テレビ番組【スクール革命!】

今回は「目の錯覚」のメカニズムについて

特集がくまれています。

普段、目の錯覚のメカニズムについては

あまり意識して考えることはありませんよね。

以前、階段の絵のようなもので、

降りているようなのにいつの間にか登っている

みたいな絵を見たことがありますね。あれを

だまし絵(トリックアート)

って言うそうですね。

別に絵を楽しむってだけならいいのですが、

考えてみると、私たちの日常にも目の錯覚って

ありますよね。もし、

目の錯覚によって引き起こされる危険

などがあればチェックしておきたいな。

ということで、今日は少し

「目の錯覚」をテーマに調べてみました。

スポンサードリンク

1.杉原厚吉って誰?

杉原厚吉(すぎはら こうきち)という方は、

現在東大の名誉教授だそうで、

だまし絵や目の錯覚の研究において

日本の第一人者とされている偉い先生だそうです。

難しく言うと、専門は

「数理工学」

だまし絵や錯視といった普通でない

グラフィックスの数理による

研究をされているようで、

目の錯覚のメカニズムを数学的に解析して

数値化し、法則を見出す。

そしてそれをリスクマネジメントなどの分野で

社会に役立てる。

自称「図形計算コンサルタント」

と自己紹介されているとか。

その道の専門書を30冊以上出版されている

学者です。

Wikipediaでググるとわかりますが、

こんな賢い人もいるんだな〜と関心してしまいました。

なんやようわからん単語が並んでいます。 (汗

まあ、言葉で説明しても小難しくなるだけなので、

2010年、2013年に

ベスト錯覚コンテスト世界大会で優勝

された時の、

杉原先生の作品動画をまずお楽しみ下さい。

2.目の錯覚はなぜ起こる?

出典元:http://adgang.jp/2014/08/71411.html

いろいろと調べてみたのですが、

簡単に一言で説明すると、

目の錯覚というのは、

脳の思い込み

だそうです。

目から入ってくる映像を

脳は瞬時にして過去の

記憶

の中から

類似した情報を引っ張り出してくる

そうで、その脳に残っている

「残像」

がリンクして、

実際の絵が動いて見えたり、

回って見えたり、

大きい物が場合によっては

小さく見えたりしてしまう

という「現象」が起こるそうです。

つまり脳が勝手に

「こうであるはずだ、こうであるに違いない!」

と判断するということです。

ですから視覚から入ってくる

目の情報というものは

脳に直結しているわけですから、

脳がそう判断してしまうと、

私たちは目の錯覚を起こさずにはおれない

というメカニズムだそうです。

無意識のうちに、

瞬時に過去のデータを

引っ張り出して「認知」

に役立てるなんて、

本当に脳って複雑で高性能なんですね。

しかしながら、結果的には

まれに目の錯覚なんかも起こしちゃうわけですから、

脳って一番複雑な超高速思考回路でもあり

ながら、けっこういい加減な思考回路

でもあるのかもしれませんね。

人間の脳のメカニズムはまだまだ

解明されていない部分があるそうです。

スポンサードリンク

3.日常に潜む目の錯覚 〜運転中の危険TOP3〜

日常に潜む目の錯覚の危険をあげるとすれば、

多くは運転中のことですね。

そこで、運転中に起こりうる

目の錯覚について3つあげさせてもらいました。

1)上り坂なのに自然に速度が上がる

ずっと、上り坂を走っている時に、

少し緩やかな上り坂が続くと

それが下り坂のように見えることがあり、

いつの間にかスピードが遅くなったり、

逆に、上り坂のように見えるので、

アクセルを踏むと実は下り坂だったりと

そのような反応が起きる場合があるようです。

トンネルの出入り地点で渋滞が起きやすいのも、

そのような目の錯覚による

アクセルの反応が原因と言われています。

2)危険なものほど目が離せない(近づいてしまう)

人間は、魅力的なものだけでなく、

自分が危険だと認識したものから目が離せなくなる

習性があります。

なので、前方にトラックがあると、

そちらに注意を向けていると、

自然にそちらのほうへ車がよっていく

という現象が起こるそうです。

初心者が、やたらとガードレールに

近づいていくのはそういった原理からでしょうかね。

3)道路が傾いて見える

急なカーブなどが続くと、

人間は遠心力と反対の方へ体を傾ける

習性があります。

そうなるとカーブを抜けて

直線に差し掛かった瞬間に、

体を元に戻すと

木や、道路が傾いているように見える場合があります。

スピードの出し過ぎには気をつけましょう。

スポンサードリンク

4.危険を回避する方法

錯覚とは「脳の思い込み」であるということですので、

脳の思い込みを修正するためには、

同じく脳に働きかけなければならない

ということになりますね。

脳は思い込むということを

脳で意識するということですね。

つまり、言い方を変えると

自分を過信しない

ということではないでしょうか。

自分はミスをする可能性があるんだと

意識しておくだけで、注意力や

リスクマネジメントというものは

改善されていくでしょう。

僕も大工仕事や、水道工事、

車での移動なども伴う

いわゆる現場での仕事を

何年か経験しましたが、

安全第一は意識づけから!

と指差し確認などを

徹底するように学びました。

注意を怠らないこと

これにつきますね。

なんだか漠然とした答えのように思えますが、

とても大事なことですね。

スポーツでもイメージトレーニングが

必要なのと同じように、

目の錯覚に関しても、

自分の傾向をイメージしておく

瞬時の対応、反応が変わってくるのではないでしょうか。

「現象」を、「思考」でカバーする

とても大事ですね。

この「なんで?」という目の錯覚を

数学的に計算によって分析し、法則を導き出したのが、

杉原厚吉先生の研究です。

これからのリスクマネジメント分野においても

非常に重要な鍵を握る研究になるかもしれませんね。

まとめ

ということで、今回は 、

1.杉原厚吉って誰?

2.目の錯覚はなぜ起こる?

3.日常に潜む目の錯覚〜運転中の危険TOP3〜

4.危険を回避する方法

について書かせていただきました。

スポンサードリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする