こんにちは!takuです。
9月17日(日) 11時00分~放送される
テレビ番組【FOOT×BRAIN】
では、久しぶりのセルジオ越後さんが登場です。
この方はサッカーの試合などが
放送される時はよく解説者として
出演される方として有名ですが、
実際に何をした人かというと
? なんだっけ?
となる方も多いのではないでしょうか。
ということで、今日は
セルジオ越後さんのことを
詳しく調べてみました。
僕も個人的にセルジオ越後さんと
お会いしたことがありますので、
自分の経験から感じた
セルジオ越後さんの人柄についても
思い巡らしつつ紹介したいと思っています。
1.セルジオ越後の実績は?
出典元:http://dual.nikkei.co.jp/
セルジオ越後さんは、
名前からも推測できるように
ハーフと言いますか、
日系ブラジル人の2世の元プロサッカー選手です。
ブラジルのサンパウロ出身です。
1945年生まれですから、
現在は72歳ということになるでしょうか。
若く見えますね。
サッカー選手として活躍されていたのは
主に20代の頃のことでしょうから、
もう半世紀ほど前になります。
その当時のプロサッカー選手ですから、
日本人サッカー界としては草分け的存在でしょうか。
17歳の時ブラジルのサンパウロの名門
クラブコリンチャンスの
ユースのテストに合格しプロデビュー。
ブラジルの2部で活躍した後、
日本の社会人チームから
アマチュアサッカー選手として招聘されたそうです。
1972年に当時の日本サッカーリーグ(JSL)1部の
藤和不動産サッカー部(ベルマーレの前進)に入り、
2年間プレー。
当時の日本リーグ初の
「元プロ選手」の加入ということで
セルジオ越後さんの初出場になる試合には、
通常の4倍の観客が押し寄せたほどに
注目をあびた選手だったようです。
その当時からすでにカリスマ的な
存在感があったのでしょうね。
引退後は、
日本サッカー協会公認の
「FIFAさわやかサッカー教室」を開催し、
北は北海道、南は沖縄まで、
日本全国を飛び回り、
少年サッカーの指導と普及に務められました。
なんと延べ50万人以上の少年少女を
直接指導されたそうですよ!
そう、何を隠そう
僕もそのうちの一人だったんですよ (笑
現在のJリーグで活躍している選手の多くが、
かつて少年時代に彼の指導を受けたことがある、
というのが彼の現在の地位の基礎になっているそうです。
その功績もあって、セルジオ越後さんは
2006年生涯スポーツ功労者表彰、
2013年には外務大臣表彰を授与されています。
日本サッカー会の礎を築いて下さった方なんですね。
解説が毒舌すぎるとかいって
悪く批評するのもよくないですね。 :ー)
2.セルジオ越後はサッカーがうまいのか?
出典元:http://www.sergio-echigo.com/profile
はい。めちゃうまいです。
めちゃくちゃうまいです。
僕も直接指導を受けましたから。
それは僕が小学生の時ですから
20年以上前のことになりますが、
僕の住んでいた街に
セルジオ越後さんがサッカー指導に来てくれました。
個人的にセルジオ越後さんと一対一でPKをしました。
今思うと特別な経験だったんだなと思います。
そこにいた大勢の小学生の中から
選んでいただいたわけですから。
その時のことは今でも鮮明に覚えています。
僕がキーパーをした時のことです。
ボールが獲れないんです!
もちろんセルジオ越後さんは別に思いっきり
豪速球のボールを蹴っているわけではありません。
なのにどうしてもボールの反対側に僕が
反応してしまうので、獲れないんです。
何度やっても・・。
ただ、ボールを蹴る時に
「トトッ」
と2回、音がするのだけはわかりました。
後からわかったことなんですが、
なんと、
瞬時に片足で2回ボールを蹴っていたんです!!
すごくないですか?!!
左に蹴ったと思った瞬間、
空中で同じ足で右にボールを
蹴り直すので、
キーパーの僕は左に反応。
ボールは右にいく・・。といった具合です。
反対もしかり、右と思えば左。
左と思えば右。
その繰り返しです。
ほんと一瞬の出来事です。
「トトッ」って感じ。
わかります? (笑
最後までボールは獲れませんでした。
その時思いました。
「この人、マジ半端ね。」
それだけで、セルジオ越後さんの
サッカーの実力を垣間見たそんな経験でした。
現役時代のセルジオ越後さんのプレーを
見てみたかったです。
3.セルジオ越後の性格は?
出典元:https://next.rikunabi.com
普通、相手が小学生なら、
「ちょっとボール獲らせてあげようかな」
とか思わないでもないですよね。
でもセルジオ越後さんは、
全然そんな気はないような様子で
最後までボールは獲らせてくれませんでした。
でも、それは単なる「いじわる」とか
「負けず嫌い」というよりは、
「厳しさ」という指導観から来ているように感じました。
やっぱり成長のためには、厳しさも必要だと
その当時から思っておられたのかもしれません。
厳しさがある、でもユーモアや
楽しさの中に優しさも感じましたね。
確かにキャラは濃いかったです。(笑
少しの間でも存在感がすごかったです。
一緒に来たか、また別の時だったか
覚えていないのですが、
かつての日本サッカーの礎を築いた
釜本邦茂選手からも指導を受けたことがありますが、
個人的には、釜本邦茂選手よりも印象が深いです。(汗
テレビでの解説も辛口コメントが多いので、
視聴者にとっては好き嫌いが
別れるのかもしれませんが、
僕は個人的には、別に否定的には捉えていません。
それだけ、自分の意思を持っているんだろうな。
とも思いますし、
それだけ熱い信念を持っているんだろうなと。
ブラジルで生まれ、日本で活躍し、
特殊な環境で生き抜いてきたという
メンタルの強さの現れでもあると思います。
二つの国のバックグラウンドを持つ方は、
自分のアイデンティティについて、
悩み、その葛藤の中から強い自分を見出すという
プラスの生き方をしている人がたくさんいますね。
台湾生まれの直木賞受賞作家
東山彰良さんもその一人です。
その方の生き方についての記事も書いていますので
またよければ参照してみてくださいね。
中田英寿が、生意気だというので
メディアから叩かれていた現役時代がありましたが、
セルジオ越後さんが解説者として
「そのくらいでないと、海外ではやっていけないよ。」
と一言言った言葉が印象的に残っています。
きっと自分がそのように、
乗り越えてきた経験があったからでしょうね。
何よりも、サッカー普及のために
日本の子供達のために
それだけ尽力された方ですから、
サッカーへの情熱(パッション)
は疑いようがないですね。
あっぱれです。
まとめ
ということで、
1.セルジオ越後の実績は?
2.セルジオ越後はサッカーがうまいのか?
3.セルジオ越後の性格は?
という項目で、まとめさせてもらいました。
表現の一端からその人物像を
決めつけることなく、
その人の
生き方全体から
人となりをしっかりと
見極めていきたいと思わされる
よい機会になりました。(^O^)/