岡山で軽トラ車児童の列になぜ?事故原因や理由は?高齢者運転と認知症の関係

こんにちはtakuです。
また胸の痛くなるような
悲しいニュースが入りました。

集団下校時の小学生の列に
軽トラが突っ込み女子児童
が死亡してしまいました。

一体事故の原因は何なのでしょうか。
防止することは
できなかったのでしょうか。

事故理由や現場の状況原因について
調べることにしました。

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あらまし

事故が起きたのは、
岡山県赤磐市多賀の県道で、
集団で下校中の児童の
列に軽トラックが
裏返しになった状態で
突っ込みました。

近くの軽部小学校に通う
小学4年生の藤原友依(9)
ちゃんが事故後病院に搬送されましたが
死亡が確認されました。

その他にも4年生と3年生の
男子児童が重傷を負い、
もう二人の児童が軽傷を
負いましたが、命に別条は
ないとのことです。

この事故は少なくとも
4台の自動車を巻き込む
追突事故で、
最初に追突を起こした
乗用車を運転していた女性を
過失運転死傷の疑いで現行犯逮捕
されました。

この女性は70歳で、
高齢者運転者に該当します。

中央分離帯を越え、
対向車と衝突した後、
前の軽トラに衝突し、
その追突された軽トラが
横転しながら小学生の列に
突っ込んだということだそうです。

後ろから衝突された軽トラが
横倒しになるくらいですから
車の勢いもスピードも
かなりあったことが予想されますね。

現場の映像を見る限りでは非常に
見渡しのよい田舎の道ですし、
なぜそのような事故が起きたのか
謎は深まるばかりです。

脇見運転をしていたのか
アクセルとブレーキを
踏み間違えたのか、
ハンドル操作を誤ったか
その他の理由もあるかも
しれません。

現行犯逮捕ということですから、
運転手の70歳女性はそれほどの
怪我は負っていない模様です。

今後事故の詳細がさらに
明らかになるとは思いますので、
その都度記事を更新させていただきます。

それにしてもなぜこのような
痛ましい事故が絶えないのでしょうか。

実は今、高齢者運転による
事故が相次いでいることが
報告されているそうです。

高齢者運転について

相次ぐ高齢者運転事故

そういえば少し前にも、
目を離した隙に80歳以上の
おじいちゃんが車を運転し
事故を起こしたことがニュースに
なっていましたね。

実は、2016年の11月にも横浜で、
同じような高齢者運転による
登下校中の児童が巻き込まれる
交通事故がありました。

高齢者運転の増加

全国的には交通事故件数は
年々減少傾向にあるそうです。

けれどもその一方で、
高齢ドライバーによる
事故の割合は増加傾向にある
そうです。

なんとここ10年間で、
65歳以上の運転免許保有者数は
約730万人増加しています。

しかも現在段階の世代と呼ばれる
60代後半から70代前半の世代が
70代後半に差し掛かる2025年
あたりには、現在よりも
さらに高齢者運転者の増加が
見込まれており、 社会全体での
対策が急務
とされているようです。

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防止対策

2017年の3月より、
高齢者ドライバーの事故予防策
として、導入されたのが、
臨時の認知機能検査だそうです。

その検査によって、少しでも
認知症の恐れがあると判定された
75歳以上の運転者全員に、
医師の診断が義務付けられるそうで、

もし認知症と診断された場合は、
その時点で免許停止、取り消しと
なるという制度だそうです。

その臨時検査というのが、
適切な時に適切な方へ実施される
ことをただただ願いますね。

確かに自主返納申請者も
増加傾向にあるそうですが、
今まで毎日のように運転してきた
方々が、突然乗用車を手放すことも
なかなか難しいと個人的には
感じますね。

それこそ、自分の意志で早期に
運転を手放すという勇気ある行動
決断ができる方はそもそも認知症では
ないでしょうし、正しい判断ができる
方ですよね。

問題は、いつ運転をやめるかの判断が
正しくできない方をどうするかという
点ですよね。

今回の事故の運転者が70歳で、
必ずしも認知症を患っていたとは
断定することはできませんが、
判断力や身体機能が衰えていることは
確かで否めない事実ではないでしょうか。

高齢者運転の絶対数は増加傾向にあるわけで、
それに比例して、今後同じような事故が
起きる可能性も増すことになります。
このような事故の再発を防ぐためにも
今後の早期な対応が必要とされますね。

takuの一言

事故が起きてからでは
何をどのように論じても
後の祭りなのですが、
今回の事故でも、幼い児童が
その尊い命を落としてしまったという
結果にただただ残念です。

ご遺族の方々に
心より慰めをお祈りしています。

一体何歳まで運転することが
正しいことなのかはなかなか
判断が難しいことは確かです。

僕の親も60代半ばですが、
毎日のように運転していますし、
祖父母の介護や病院への
送迎など、高齢化社会ならではの
運転需要というものがあることも
確かです。

でもよく考えてみると、
70歳まであとわずか数年な
わけで、高齢者運転の該当者に
なるのは目前なんですよね。

つまり、「自分だけは大丈夫」
という過去の経験で積み重ねられてきた
「過信」というものが正しい判断の
邪魔をするのでしょう。

大きな人身事故を起こす前に、
何かしらの小さな「サイン」が
あるのかもしれません。

「ひやっ」とした瞬間があった時、
本人や、周りの家族が勇気をもって
運転を手放すことも、事故防止のためには
必要な視点なのかもしれませんね。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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