こんにちは。takuです。
中国のユーチューバーが
ビルから転落したニュースが
つい先日報道され注目されましたが
次は メキシコのユーチューバーが
衝撃的な死を迎えてしまいました。
報道では、メキシコのギャング
(麻薬組織)のボス(麻薬王)を
ネット上で中傷した結果、
武装集団によって
襲撃され、殺害されたとの事でした。
日本では”麻薬組織”というのはあまり
馴染みがありません。どんな組織
なのでしょうか。
メキシコの麻薬組織の実態はどのような
ものなのでしょうか、麻薬王は何人も
いるのでしょうか。
メキシコの治安などはどうなのでしょうか
その辺りが気になりましたので、
記事にしてみました。
目次
事件のあらまし
17歳のユーチューバー
今回、麻薬組織に殺害された
ユーチューバーは、なんと
若干17歳という若さの青年でした。
名前はファン・ラグナスさん
メキシコの中部 ハリスコ州で
殺害されました。
ラグナスさんは、よくお酒によって
悪ふざけをする動画を投稿し
人気を集めていたそうです。
17歳で未成年なのにも関わらず
お酒に酔って悪ノリ動画を配信する
時点で、少し社会法的なことにも
疎い「若気のいたり」要素が
否めないですね。
ユーチューブでは100万人、
instagramでは30万人の
フォロワーがいたと言います。
確かに大人気ですね。
このちょいぽちゃの男性が
ラグナスさんのようです。
17歳には見えませんね・・。
順風満帆といったところ
だったのでしょうが最近の動画で、
麻薬組織のボスを中傷したという
ことで、友人とパーティーを
しているところに武装集団が
突然押しかけ、そこで銃で
殺害されたそうです。
なんとも残念な事件です。
未成年飲酒で動画配信、
そして、麻薬組織を罵倒する
無鉄砲さは「社会をなめている」
「世間を知らなすぎ」
と酷評されてもおかしくない
行為のような気がします。
若気のいたりでは済まされない
リスクマネジメントの乏しさは、
予想外の人気の高騰によって、
我を忘れさせてしまった結果なの
かもしれませんね。
少なくとも、15発の銃弾を
浴びせたという事ですから、
いかにその麻薬組織が
その動画に対して
怒りを抱いていたのかが
伺い知れます。
なんとも恐ろしい話です。
およそ日本では考えられないような
出来事ですよね。
一体、17歳のラグナスさんを
殺害した麻薬組織とは
どのような組織なのでしょうか。
メキシコの麻薬組織の実態
ボスと組織名(画像)
ラグナスさんが中傷した
メキシコの麻薬組織のボス
の名前は
ネメシオ・オセゲラという人物です。
そして、そのボスが束ねる麻薬組織の
名前は、
カルテル・デ・ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン
と言います。
残念ながら、その麻薬組織のボス
ネメシオ・オセゲラの写真は
見つからなかったのですが、
その ボスの息子の逮捕された時の画像が
ありました。こちらです。
息子の名前は、
ルーベン・オセゲラ・ゴンサレス
別名エル・メンチートもしくは
エル・ジュニオールだそうです。
はっきりして。とツッコミを
入れたくなりますね。
スペイン語ですからややこしい
んでしょうね。
ギャングの息子より、
ユーチューバーの方が
人相が悪そうなのだが・・。
ちなみに、「カルテル」というのは
「組織」という意味。
デは「の」の意味
ハリスコは州の名前。
ヌエバとは「私たちの」という意味です。
ヘネラシオンとはgeneration
「ジェネレーション」のスペイン語です。
つまり、この麻薬組織の名前は
日本語で表現すると、
ハリスコ州の組織「俺たちの時代」
という意味の組織名になりますね。
麻薬カルテルの拠点場所
麻薬組織(カルテル)
カルテル・デ・ハリスコ
ヌエバ・ヘネラシオンの
拠点としている場所は、
ハリスコとありますから、
文字通り拠点となる場所は
メキシコのハリスコ州になります。
by Google Map
そして、ハリスコ州の グアダラハラ市で
バスの放火騒ぎや、抗争が繰り広げられている
とのニュースもありますので、
おそらくその辺りを活動の拠点と
しているのでしょう。
年齢層
報道では、ボスの息子そしてその他の
5人が逮捕されたとの事でしたので、
画像を見る限りにおいては、
麻薬王の息子は10代か20代
ボスは40代といったところでしょうか。
2世代に渡って活動しているということ
ですから、おそらく、若者集団
だけの組織ではなさそうです。
10代〜50代あたりの年齢層に
なるのではないでしょうか。
人数(規模)
この麻薬組織の規模
組織に属する人数は
はっきりとした数字は
わからなかったのですが、
隣の州ミチョアカン州を縄張りとする
麻薬カルテル テンプル騎士団と
激しい抗争を繰り広げているとのことです。
現在メキシコ国内で最も
勢力を伸ばしている最大の
麻薬組織ということですから、
数百人はいるのではないでしょうか。
それにしても、隣の州の別組織と
抗争があるということは、
州に少なくとも一つはある
と考えてもいいのでしょうかね。
複数このような麻薬組織があるのは
驚きですね。お〜こわ。
したがって、メキシコに麻薬組織の
ボスは一人ではなく、複数いる
ということになりますね。
でも外国にしてみたら、
「ヤクザ」というのも
そのようなイメージを持たれている
のかもしれませんね。
メキシコの治安
日本では、メキシコというと、
ギャングや、麻薬、誘拐、強盗
などのイメージが強いので
治安はかなり悪いという印象を
持つのですが、
いろいろと調べてみると、
確かに、そんな一面もあるのですが
それは場所によって異なります。
どこでも同じですよね。
日本でも東日本大震災以降
日本全土が、放射能に
犯されているなどというような
風評被害が海外で一時的に
言いふらされましたが、
実は異なっていたのと同じように
それはメキシコでも当てはまります。
ネットの書き込みでは、
旅行者の感想として、
溢れんばかりのエネルギー
カラフルな街並み、
かっこいい遺跡、
美味い食べ物、
安い果物
とても魅力的な国
とのコメントも寄せられています。
確かに一部の危険な場所や
シチュエーションなどがありますが、
時間、場所、場合のTPOをわきまえれば
普通に過ごせる国だということです。
それはどこの場合でも同じですね。^ – ^
ただ、危ない世界一周旅行という
本が出版されていますが、
その中で、 危険な国に
ランキングされるのは、
主に、中南米の国々だ
そうですので、
中南米に旅行などに行く際は、
その国、その地域の注意すべき
事柄をチェックしてから
行く事をお勧めします。
takuの一言
ということで、今回は
メキシコの麻薬組織について
記事にしました。
最近はユーチューバーが
過激な動画を撮影し、
再生回数を増やそうと
無茶な行為に走り、
結果的に命を落とすという
事故・事件が頻繁に起きてきています。
高層ビルから転落
誤って恋人を射殺
麻薬組織に殺害される
児童虐待容疑で炎上
石膏を頭にかぶり救急搬送
もちろん、多くの人を
楽しませるのは良い事ですし、
個人の自由ということもあるのですが、
犯罪に手を染めては、何の意味も
なくなってしまいます。そして
命を落とすような危険な
事だけは避けてほしい、
危険を予測力を身につけてほしいと
思わされた今回の事件でした。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。