こんにちは。takuです。
9月25日(月) 11時55分~
放送の【ヒルナンデス!】
では、女性に人気の
最新の美容情報について
特集が組まれています。
この時期に女性にとって
特に気になるのが、
「乾燥肌」
ではないでしょうか。
私の妻もこの時期
手や足の乾燥肌に
悩まされています。
そこで、今回は巷で
今非常に話題になっている
「保湿効果」を実現する成分
ヘパリン類似物質 ヒルドイド
についていろいろと調査してみることにしました。
目次
1.ヒルドイドとは何か?
最近よく聞く、
「ヒルドイド」という言葉ですが、
このヒルドイドとはなんでしょうか。
ヒルドイドとは、別の表現では、
ヘパリン類似物質
と呼ばれています。
「類似」物質ですから、
「似ている」ものであって、
「そのもの」ではないということですね。
だから「ヒルドイド」=「へパリン」ではありません。
ヒルドイドはヘパリン ”類似” 物質です。
ではそもそも、「ヘパリン」とは
どんな成分(物質)なのかというと、
ヘパリンは血液の塊を溶かしたり、
血栓が起きるのを防ぐ働きをする物質です。
なので、ヘパリンを使用すると血液をサラサラにし、
血行を促進させることができるのです。
私の父は去年心筋梗塞で倒れましたが、
処置が早かったので、回復できました。
けれども、手術を終えてからは、
血をサラサラにする抗凝固剤を
これから一生涯飲み続けなければなりません。
梗塞の再発を防ぐためです。
その血液をサラサラにするために
使われている抗凝固剤が
ヘパリン
なんですね。
では、なぜその血をサラサラにする
「ヘパリン」に”類似”した
「ヒルドイド」が
保湿効果を高め、
肌をスベスベにする
ことと関係があるのでしょうか。
2.ヒルドイドの効能は?
ヒルドイドはヘパリンに
類似した物質ですので、
肌に塗りつけることで、
皮膚の外側から体内へ吸収され
血液をサラサラにして血流をよくします。
血行促進の効果があるということですね。
血流がよくなるということは、
肌(皮膚)の炎症が抑えられ、
また代謝もあげるので、
炎症の回復も早くなります。
結果的に
「健康的な美肌」
へと導いてくれるんですね。
3.ヒルドイドはどこで入手できる?
ヒルドイドというのは、
軟膏もクリームもローションもジェル(ゲル)
いずれの種類もこれは
「処方薬」
に分類されるものです。
なので入手ルート(方法)
は基本的に
病院
ということになります。
そのため、ヒルドイドを自由に
近くの薬局などで購入することは
出来ません
ただ、ヒルドイドと同じように
ヘパミン類似物質が含まれている
市薬品は存在します。
その市薬品の詳細については
後ほどご紹介します。
病院で処方されている
ヒルドイドがほしいという場合は、
皮膚科を受診し、乾燥が気になる部分を伝えると
大抵は処方してくれるそうです。
お子さんが、アトピーや乾燥肌で
病院に受診したことがあるという家庭には
ヒルドイドが保湿剤として処方されていることも
ありますので、家の中にすでに
備蓄されていることもあり得ますよ。^ – ^
探してみてはいかがでしょう。
ですが、ヒルドイドについての話は
そんなに単純には済まされない一面もあるようです。
そのことにも触れておきます。
4.ヒルドイドは「美容クリーム」なの?
最近、このヒルドイドが
肌をスベスベにする
最高の保湿クリームだ
と噂されるようになり、
美容目的のための需要が
急増しているそうですね。
ヒルドイドは果たして
美容クリームなのでしょうか?
美容クリームとして認められるのでしょうか?
結論から言いますと、
医療的、社会的な見地からすれば
No ということになりますね。
現段階では、ヒルロイドは
「処方薬」(医療用医薬品)
ですから、美容目的のために
皮膚科に通い、そこでヒルロイド(薬)を
処方してもらい、それを皮膚に塗って
お肌すべすべになったことを
喜んでいるとしたら、
少し立ち止まる必要があるということらしいです。
なぜかというと、「処方薬」ということは
それが「保険適用対象」になってしまうからですね。
医療保険が適用されるので、
自己負担は3割負担となり、
非常に安いコストで、
高級化粧品並みの、
いや、それ以上の効果が見込める
ヒルドイドを手にすることができます。
ここがミソですね。
実は2014年〜から現在に至るまで、
全国の医療施設の
ヘパリン類似物質の処方量
(つまりヒルドイドの供給量)は
20%近く増加しているとのことです!
そして、分布としては、
20〜50歳代女性で
処方が大きく増加しているそうです。
これはどういうことでしょう。
ヒルドイドの処方増で国の医療費がなんと
60億円増加
しているんだとか!
びっくりです!
参照元:
製薬業会で話題のニュースサイト
出典:http://answers.ten-navi.com/
ひとりひとりだと大したことを
しているようには感じないのに、
積もるとこんなことになるんですね。
僕が感じている一番の問題点というのは、
これだけの医療負担が増加しているので、
この先、
ヒルドイド(医療用医薬品)が
保険から外される可能性がある
という点ですね。
そうなったら、
本当に必要な人(皮膚の病に苦しんでいる人)
アトピーの子供さんを持つ家庭に
さらなる負担がかかるということですよね。
ちょっと、考えものですね。
何かいい手はないのでしょうか。
5.ヒルドイドと同じ効果の市販のクリームはどれ?
じつは、ヒルドイドと同じヘパミン類似物質
が含まれている市販薬もあります。
多少お金がかかるとしても、
このような市販薬を試してみるのが
一番得策なのかもしれませんね。
薬局などで売っているものでは、
「アットノン」
や
「HPクリーム」
が有名です。
普通にどこの薬局でも販売されています。
ヒルドイドと同じ成分が
同じだけ配合されている
わけではないので、
効果は違ってきてしまいますが、
市販薬の中では一番ヒルドイドに近い
ものだそうです。
むしろ市販薬の方が自分に馴染む!
という人もいるくらいなので、
両者に優劣の差はないかと思います。
美容・美肌・アンチエイジングについては
こんな記事も書いています。
まとめ
ということで、今回は
1.ヒルドイドとは何か?
2.ヒルドイドの効能は?
3.ヒルドイドはどこで入手できる?
4.ヒルドイドは「美容クリーム」なの?
5.ヒルドイドと同じ効果の市販のクリームはどれ?
について記事にしました。
少しでも役立つ情報として
もらえたら嬉しいです。