ギブソンが破産申請なぜ?!原因理由は?人気ギターメーカーが今後なくなる?


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こんにちは。
なんとあの超人気ギターメーカー
ギブソンが破産申請をしている
ことがわかりました。

早速その原因理由について
調査することにしました。

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ギブソンギターについて

音楽をしている人ならギブソン
を知らない人はいないのではないでしょうか。

マーチンやフェンダーに並ぶ
超人気楽器(ギター)メーカー
です。

わざわざアーティストの名前を
上げる必要がないほど、
プロギタリストならほぼ全員が
このギブソンギターを持っている
でしょうと断言できるほどに
定番のギター中のギターです。

有名どころでは、
エルビス・プレスリーやB・Bキングなど
が愛用していたことで有名です。

日本人アーティストでも山崎まさよしさん
なんかはギブソンギターの愛用者ですね。

ギブソンギター一本で武道館ソロライブ
なんかも成功しちゃってます。

アーティストの実力はもちろんなのですが、
それだけで観客を魅了することができる
ポテンシャルを持っている楽器だということですね。

ギブソンのアコースティックは、
カントリーでもブルースでも
なんとも柔らかい味のある音色を
出してくれるということで、
玄人にはたまらないとのことです。

1:45あたりからのアップテンポの
ブルースが超かっこいいですね!

山崎まさよしさんも愛用するギブソンの
ビンテージものになるとそのお値段は
200万円をゆうに超えるというのだから
驚きですね!

そんな世界中のアーティストに
愛されているギブソンがなぜ破産??
と非常に疑問ですよね。

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ギブソン破産申告とその理由

超有名ギターメーカーが
破産申請というのはにわかに
信じられない話です。

一体何があったのでしょうか。

こんな興味深い記事を見つけました。

ギターの名手ジミー・ペイジやスラッシュなどに愛された名門メーカーは、嗜好の変化や、安価な中国製品との競争、そして割高な家電業界進出によって、その足元が揺らいでいる。

高品質のギターが長持ちすることも、助けにはならない。このロックンローラーは、破産に向けたヘアカット(債務元本の削減)が必要だ。

ギター業界は近年、厳しい環境に置かれている。

引用:https://jp.reuters.com/article/gibson-brands-cfo-breakingviews-idJPKCN1G50KB

・・・。
知りませんでした。

聞くところによると、
ライバル会社のあのフェンダー
(フェンダー・ミュージカル・
インスツルメンツ)も、2012年に
低い営業利益率、重い債務を抱え、
新規株式公開を取りやめるほどだった
んだとか。。

どこも音楽業界(楽器メーカー)は
厳しいようですね。

そんな中でもギブソンは、
起死回生ということで、
衰退するステレオ機器メーカー
の「オンキョー」や消費者向けの
エレクトロニクス「TEAC」を買収し
業績回復を試みたがそれが逆に
仇となり、膨大な負債を抱え経営財務を
圧迫したことが原因のようです。

一言でいうと、要は

経営ミス

ということですね。

ギブソンのギターそのもののクオリティー
が悪い訳ではありませんね。
少しほっとしました。(^_^)

いいものいいんです。
確かにギブソンはいいんです。
ただ、それが逆に経営不審に
繋がったとも言えるかもしれませんね。

ギブソンは高品質で、長持ちする
ギターとして有名です。

ですからビンテージであればあるほど
価値が高くなります。

つまり、良いギターであればあるほど
ギブソン本社から最初に出荷されたのちに
多くのミュージシャンの手に渡りながら
活躍し、何十年してから、転売に転売を重ねるうちに
その価値が上がっていくといったイメージですね。

これは何を意味するでしょうか。
つまりは、ギブソン本社の利益率は
低いということです。

市場に出回っている数々のギブソン名器が
ギブソン本社へ利益として還元されるかと
いうとそうでもないというのが
そもそもの問題ですね。

高品質のレスポールなどの市場はまだ健在だが、職人が丁寧に仕上げた品質の高さは、こうした楽器が何世代ももってしまうことを意味する。

ロックバンド「キンクス」のデイブ・デイビスが1965年の全米ツアーで使ったような変形ギター「フライングV」を買うのに最善の場所は、遺品整理の会場になるかもしれない。

引用:https://jp.reuters.com/article/gibson-brands-cfo-breakingviews-idJPKCN1G50KB

なんとも皮肉な話です。

ギブソンが抱えた2017年の負債総額は
利払い・税金・減価償却控除前の利益
の約10倍というのだからこれは
どうにもならない大きな額ですね。

なんとその額545億円です。

新たな財務責任者を迎え、夏に返済期限が来る債務の再融資交渉を進める中で、テネシー州ナッシュビルに本社を置くギブソンが抱える問題は山場を迎えている。

ムーディーズは昨年、業績悪化によって継続可能な資本構造ではないという理由で、ギブソンの格付けを「Caa3」に引き下げた。これは、一段下の「デフォルト(債務不履行)にほぼ陥っているか、それに近い状態」の一歩手前の評価だ。

引用:https://jp.reuters.com/article/gibson-brands-cfo-breakingviews-idJPKCN1G50KB

まさにこれが現実のものとなって
しまいました。

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ギブソンはなくなってしまうのか

破産申請をしたということで、
心配されるのは、では今後
このギブソンという会社が
倒産し、この世から消えてしまうのか
と心配される方もいるでしょう。

けれども、破産申請を行ったことが
イコールそのまま倒産で
廃業という訳ではありません。

破産申請をするのは、あくまで
経営再建を目指しての行為であり、
債権者を説得して再融資を確保したいとの
願いは変わらず、そして債権者の
3分の2以上と再建支援で合意している
ということで、今後も楽器製造などの事業を
継続しつつ経営の立て直しを目指している
とのことですね。

もちろんギブソンを愛するミュージシャン
そして富豪や投資家もいることでしょうから
そんなに簡単にこの老舗メーカー
が潰れてしまうことはないでしょうから
その点は安心できるとは思いますが、

それでも経営陣は改めた方がいいような
気はしますね。経済的余裕もない中で
衰退している企業の無理な買収を
して結果破産申請なんて明らかに
先を見据えることができていないことを
露呈していると思われても仕方のないこと
ですからね。

takuの一言

ただ、内部にしかわからない
退っ引きならない理由も
あったのかもしれません。

ギブソンを愛する一人として
今後も是非ともギブソンには
頑張っていただきたいです。

何百万もするギブソンギターを
購入することはできませんが、
小さいものなら、今後はギブソン製品を
買えるように細々応援したいです!

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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