こんにちは。takuです。
この1月の寒い時期に二人の
親子が波にさらわれたという
ニュースが飛び込んできました。
こんなにも寒いのになぜ
波に呑まれるほどの海の近くに
いたのかが疑問ですし、
事故のあったその茨城県の
大洗磯前神社付近がどのような
地形になっているのか、
事故につながったそもそもの
原因について気になったので
調べてみることにしました。
あらまし
1月21日(日)の午後15時50分
ごろ、茨城県大洗町磯浜町の海岸で
母親(53)と長男(12)が波にのまれた
のを観光客が目撃し、110番通報
したそうです。
まず最初に波に呑まれたのが長男で、
その長男を助けようと後から
海に入った母親の大関明美さんが
20分後に消防署のダイバーによって
発見され搬送先の病院で死亡が
確認されました。
中学1年生の長男は自力で陸に上がり
無事だったということですが、
これは運がよかったとしか言いようが
ありませんね。
それにしてもなぜこんな季節に
波に呑まれるような危険な海の
近くに行くのでしょうか。
そのことが疑問でした。
おそらくヒントとなるのは
大洗磯前神社(おおあらいいそさきじんじゃ)
の存在ではないでしょうか。
目撃者が観光客ということで、
この磯前神社には、多くの
観光客や参拝客が訪れる場所
なのでしょう。
神社の敷地内には、
大洗海洋博物館
なども併設されています。
そして、事故のあった現場は
大洗磯前神社の神磯の鳥居近くの
岩場ということですから、
まさにいつも波が岩に打ち付けて
いうような場所です。
僕はその現場に行ったことが
ないのですが、参拝客が
その鳥居付近まで行けるように
なっているのでしょうか。
おそらくこの親子も参拝のために
この鳥居近くまできたと
予測することができます。
天候次第では非常に危険な
行為になりますね。
神社側のリスク管理もしっかりと
なされていたのでしょうか。
茨城県大洗磯前神社の場所について
いろいろ調べてみますと、
まず、この大洗磯前神社の
ホームページに乗っている
神磯の鳥居付近の写真が
恐ろしいです。
それがこちらになります。↓
時間帯によってかなり潮の満ち引き
水位に違いが出るのが
写真を見比べてみるとわかります。
明らかに危ない雰囲気が
漂っています。
もしこの鳥居付近まで
参拝できるように通路や
ガイドラインを設けている
ようなら、事故を誘発している
ようにしか感じてしまいます。
もちろんその日の天候や季節、
時期、時間帯によって波の
高さ強さは違うので、
誰にも予測できないものでは
あるのですが、
それでも少しでも危険があるならば
そもそもそこへは近づけないように
するのが観光地側(観光客を迎える)
神社であったり、観光協会の責任では
ないでしょうか。
いろいろ周辺の様子を
調べてみると、確かに
そこは浜辺と岩場が混じり
合っており、特に通路のような
ものは設けていないようですが、
それでも、神秘的なためなのでしょうか
非常にきわどい危険な所に鳥居を設けて
人がそこに集まり、結果的に今回のような
人命を危険に晒すくらいなら
そこに設置する必要がそもそもあるのかと
個人的には疑問に思ってしまいます。
その現場に親子が近づいた動機の真相は
はっきりとはしないので一概には言えませんが、
いずれにせよこのような結果になってしまった
ことが残念でなりませんね。
ひょっとすると中学1年生の長男が
悪ふざけをして、柵の外の危険な岩場の
所に出て立ったとかも考えられますね。
takuの一言
母親の大関さんは波にさらわれた息子を
目撃し、とっさに助けようと海に
入ってしまったということですが、
服を着用したまま、これだけ強い
波が打ち付ける岩場付近の海を
泳ぎきることはほぼ不可能ですね。
服が海水を吸い込み思うように体が
動かなくなってしまいたちまち体
中が重たくなってしまいます。
そういった意味では、53歳より
12歳の少年の方が、水中では
体力的に身軽に泳げたのかも
しれません。
でも彼が自力で海から上がって
こられるなんて誰にもわからない
ことですから、母親としてじっとは
していられなかったのでしょう。
二人揃って助かっていればと
本当に悔やまれます。
今後このような事故が再び起こらないように
この周辺のセキュリティーを
さらに厳重にしていただきたいと
思わされました。
ご遺族、ご家族に心から
慰めをお祈りしています。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。