硫化水素って何?ホテル浴室でなぜ発生?原因や人体への影響、温泉や換気について!

こんにちは。takuです。
とても気になるニュースが
入ってきました。

というのは長野県のホテルで
浴室から硫化水素が検出され、
利用客男性5人が不調を訴えたという
報道でした。

さらっとしか報道されていないため
そもそも硫化水素が何かわからないし、
どういった条件でそれが発生するのか
人体への影響がどんなものなのか
たくさん気にになることがありましたので、
これを機会に調査しまとめて
記事にしてみることにしました。

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あらまし(ホテル一望閣)

2月9日の午後、
長野県山ノ内町志賀高原の
ホテル「一望閣」の大浴場に
入った、5人の男性が
体調不良を訴えて病院に
運ばれたそうです。

5人のうちの二人は
浴室で倒れ、それを助けようとした
他の3人も同じような症状を
訴えたといいます。

いずれも意識はある状態で、
症状は軽いということだそうです。

消防によると、大浴場からは、体に影響が出る
とされる濃度の 硫化水素が検出された
とのことです。

大浴場に入ったのは30代〜60代の
男性といういうことですが、
もし2人ではなく、5人が同時に
倒れて、意識を失っていたらと
思うとゾッとしますね。

なんで ホテルの浴室から硫化水素が
発生したのでしょうか
そもそも硫化水素ってなんなのでしょうか。

硫化水素って何?

最初、このニュースを聞いた時には
僕は、硫化水素という物に関して
知識ゼロでしたから、何かの毒物で
「誰かが混入させたのか?」なんて
思っていました。

そこで硫化水素について
調べてみました。

硫化水素というのは、
天然の火山ガス、
硫黄泉(硫黄を含む温泉)
などに含まれる物質
だそうです。

無色の有毒ガスということですが、
皆さんもよく記憶にあると思いますが、
においは、 卵が腐ったような悪臭
伴います。

水やアルコールに溶ける性質
があるようです。

要するに、 ホテル一望閣
の浴室は「温泉」だった
ということが
まずポイントですね。

まず一つ謎が解けました。
温泉なので、そのような硫黄の混じった
湯船にその男性たちが浸かって、
一定の量以上の硫化水素を体内に
取り込んでしまったということでしょう。

空気より重いということですから、
おそらく浴槽の表面あたり、浴室の
下の方へ沈殿し、濃度が高くなって
いたのでしょう。

その浴槽に体が浸かるわけで、
ちょうど 顔のあたりに、高濃度
の硫化水素が溜まっていた

推測できるのではないでしょうか。

でも硫黄のニオイがする温泉なんてのは
日本の国内であればどこにでもあり、
誰しもが入ったことのある温泉ですよね。

ではなぜ今回に限って、利用客の
男性5人が不調を訴えたのでしょうか。

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硫化水素発生原因

硫化水素は、天然の温泉
であれば普通に含まれている可能性は
ありますが、問題はそれが人体に
害を及ぼす一定量を超えてしまう
ことですよね。

なぜ今回ホテルの浴室でこのような
事故が起きてしまったのかの原因を
探ると、どうやら 「換気扇」という
ワード(アイテム)が鍵となるようですね。

長野県で、2月ですから、当然外は
めちゃくちゃ寒いですから、
露天風呂などもない限りは、
通常浴室はドアや窓は
締め切っている状態
でしょう。

なので当然、浴室にはどこの家にも
あるように換気扇が設置されてある
のですが、

実はこの日「ホテル一望閣」の
換気扇が一つ壊れていた、不具合
があったというのです。

ちなみにホテル一望閣の
大浴場はこんな浴室です。


出典:http://www.ichibokaku.jp/

二つあるうちの1つが不具合
ということで、1つ動いていたら
まあいいかとホテル側も軽く
考えていたのでしょうか。

写真で見る限りは、
窓もついているようですが、
先程も言いましたが、寒いですからね。
全開というのはありえないでしょう。
露天風呂もなさそうです。

つまり人体に影響が出るほどの
硫化水素を屋外に出すことができずに
室内に溜め込んでしまったという
ことなのでしょう。

ということで、
密閉された換気不十分な空間
だった。これが主な事故の原因と
言えるでしょう。

では硫化水素とは一体
人体にとってどのくらい
有害なものなのでしょうか。

硫化水素が人体にもたらす影響

いろいろ調べたところによると、

 60ppm  ー 30分で肺水腫発症
 150ppm ー 意識混濁、呼吸麻痺症状
 800ppm以上 ー 即死

ということだそうですね。
なんだか恐ろしいですね。
かなり危険な物質であることが
うかがえます。

ちなみにppmってなんでしょうか。
ppmというのは(パーツ・パー・ミリオン)
ということで、「100万分のいくら」という
割合を示す数値のようです。

ですから1ppmというのは100万分の1
ということになります。主に濃度を
表すために用いられる単位だそうです。

今回の「ホテル一望閣」における
硫化水素の濃度の単位は報道されて
いませんが、症状から推測するに
おそらく60ppmよりは低かった(?)
のではないでしょうか。
でも倒れたりもしていますからね。
ひょっとするともう少し上なの
かもしれません。

また利用客がどのくらいの長さ
浴室にいたのかも関係してくる
でしょうね。

いずれにしても、わずかな量でも
影響が出るほどの毒物であることは
確かですね。

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人体被害の防止策

硫化水素の被害から身を守る
ための方法ですが、これは話の流れで
ある程度推測していただける
とは思いますが、ズバリ

1に換気、
2に換気。

ということでしょう。
もちろん、温泉というのは
自然の鉱泉ですから、
火山活動の動向しだいで、
含有するガスの濃度は
場合によっては変化することも
十分ありえます。

ホテル施設側

ですから温泉を運営する
施設側としては、
温泉の中に含まれる有害物質
に関してしっかりと 予備知識
を持ち、 定期的に濃度を検査する
という日頃の危機管理が
非常に重要になってきますね。

今回は換気扇の不具合があった
ということですが、その
換気扇がいつから壊れていたのかは
知りませんが、季節柄閉め切り状態に
なることをわかっていながら、
換気扇のチェックを怠っていたとするなら
これは明らかに危機管理が
不足していると言わなければなりません。

お客様第一
安全第一
を徹底していただきたいですね。

利用客側

硫化水素は無色ですがかなり悪臭
(刺激臭)の強いガスだそうですから、
お風呂に入っているときに
硫黄のニオイがつよいな。」と感じたら、
まずその浴室の換気がしっかりと
なされているかをチェックすることは
非常に大事かもしれませんね。

また露天風呂などがあれば、定期的に
外に出て空気を吸うとか、
換気が足りてないなと感じたら、
窓を少しあけるくらいなら、
客でもできるでしょうから、
すこし窓を開けてみるなどの
普段家でやっているような 換気の習慣を
実践する
ことも大事だと
言えるのではないでしょうか。

takuの一言

と、いろいろ文章を書いて
なんだか偉そうな感じになってしまい
ましたが、

僕自身全く知らないことでしたから、
この事故を通して、
日常の周りにある危険について
また一つ勉強になりました。

知っているのと
全く知らないのとでは、
危険回避能力の差は歴然なので
少しでも安全に毎日を
暮らすためにこの記事も
お役に立てたらなぁという
思いで書きました。

今回の事故で、死者が
出なかったことが本当に
幸いでした。

と危険なことばかりに言及すると
なんだか恐ろしくなりますが、
温泉は基本無害なものですし、
素晴らしいものですよね。

僕も温泉が大好きです!
露天風呂で裸で雪山を見た
時なんかは、「日本人でよかった!」って
思いますもんね。

ですから、今後同じような事故が
起きないようにリスクマネジメント力
がさらに向上していくことを願いつつ、
『温泉の国』ニッポンの魅力が
さらに拡大していってほしいですね!

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

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