こんにちは。takuです。
1月1日に放送された、
「AbemaTV新春ボクシング祭り」
の番組の中で、
なんと 亀田興毅選手が現役復帰を
宣言しました!
なぜこのタイミングなのか?
復帰しようと思った 理由や、
本人が語る 「やり残したこと」
とは一体なんなのか、非常に
気になりますよね。
誰が復帰戦の最初の対戦相手に
なるのか、そして復帰戦は
いつになるのかなど、
調査し記事にしました!
亀田興毅について
日本国民で、亀田興毅さんに
ついて知らない人はほとんど
いないと思いますが、
彼がどれほどのボクサー
だったのか、いつ引退し、
今、復帰するまでの間
何をしていたのかなどを
簡単にお知らせしておきますっ。
プロフィール
名前:亀田興毅(かめだ こうき)
本名:同上
生年月日:1986年11月17日
年齢:31歳
出身地:大阪府大阪市
身長:166cm
職業:ボクサー、ボクシングトレーナー
戦績としては、プロ生涯で、
35戦33勝(18KO)2敗でした。
その中でも注目するのは、
亀田興毅選手は、日本人初となる
世界3階級制覇を成し遂げた
という成績ではないでしょうか。
WBA世界ライトフライ級王座(防衛1=返上)2006年
WBC世界フライ級王座(防衛0)2009年
WBA世界バンタム級王座(防衛8=返上)2010年
この3階級制覇に関しては、
マッチメークの戦略に関して
いろいろと物議を醸した
様々な経緯がありますが、
いずれにせよ、実際に3階級制覇という
タイトルを手にしたのですから、
それは単純にスゴいことですし、
その偉業を讃えてもいいのでは
ないでしょうか。^ – ^
プロボクシングは興行の世界であり、マッチメークにはいつの時代も戦略が伴う。不得意と思われるタイプのチャンピオンがいれば、その選手が負けるまで待つという選択肢が存在する。タイプは合いそうだけれど金銭的に折り合わずに挑戦を見送るケースもある。1階級下のチャンピオンが組みしやすいとみれば、減量苦を覚悟であえてチャレンジするケースもある。だから対戦相手を選ぶことが、すなわち悪というわけではない。
引用:http://number.bunshun.jp/articles/
亀田興毅選手が引退したのは、
4階級制覇に挑戦した、
現役35戦目の試合直後です。
WBA世界スーパーフライ級
タイトルマッチにて、対戦相手の
河野公平選手に
12回判定負けを喫し、
4階級制覇に失敗し、その時
引退宣言をしました。
これが 2015年の10月のこと
ですから、約2年前ですね。
引退後は、実業家(?)となるべく、
アジアにボクシングを広めるために、
イベントや、CM、TV出演をこなしつつ
資金集めをしているそうです。
その活動をしながら、亀田ジムで
トレーナーとして、
弟(亀田和毅選手)をサポート
していました。
引退後もなかなか忙しくしているようですが、
今回2年越しの復帰ということで、
この2年の間、トレーニングは欠かさずに
続けていたということなんでしょうね。
すごっ。
亀田興毅のやり残したこととは何か
リング上での、
「やり残したことがある」という
発言に、一体それは何なんだ?!
と気になった人も多かったはず。
過去の戦績や、辿ってきた経緯を
見る限り、やはり
「やり残したこと」というのは、
敗北した試合が関係しているのでは
ないでしょうか。
負けたわずか2試合の中でも特に
気になるのが、引退のきっかけとなった
最後の負け試合です。
「負けて引退」という終わり方が
負けず嫌いの亀田興毅さんにとっては
どうしても心に引っかかり、
しこり(不完全燃焼)として
残っているのではないでしょうか。
負けて引退だと、それが一生ついて
回りますからね。
他にも、現役時代にはボクシング界のルールに
逸脱するようなパフォーマンスを
度々見せ、その実力や戦績を疑問視する
声などもあがっていましたし、
2013年には
弟、亀田大毅さんの
ロドリゴ・ゲレロ選手との
IBF世界スーパーフライ級王座決定戦の
際に興毅さんが試合後、JBC職員に
猛抗議されたことによって、
訴訟を起こされ、一時的にでは
ありましたが、日本でのライセンスを
剥奪されるような経緯もありました。
そのような世間の声や、
過去の自分の「汚点」そして
「敗北」という結末が
今一つ自分の中で「けじめ」が
つかない、、そんな感覚
なのかもしれませんね。
スポーツ選手の引退心理
プロのスポーツ選手は、
どんなに偉大な選手であっても
必ず引退する時がきます。
引退理由としては、もちろん
加齢による体力(パフォーマンス)の
低下が一番にあげられるでしょう。
では、それとは逆に
なかなか引退しない選手、
または、引退しても戻ってくる選手
が共通して持っている理由(動機)
などはあるのでしょうか。
いろいろ探り思い出してみると、
2015年に中日ドラゴンズを50歳で
引退した、山本昌選手の言葉の中に
そのヒントが隠されているのではないか
と思いました。
「悔いはあるけど、後悔はない。」
山本昌選手は、このような言葉を残して
引退していきました。
名古屋市内で行われたその引退会見は1時間以上にも及んだが、そこで語られた言葉の中で、最も彼の心情を的確に表していたものは「悔いはあるけど後悔はない」というフレーズだろう。
「悔いがある」というのは、今季一軍初登板となった8月9日のヤクルト戦で、左手人差し指を突き指して、わずか2回途中22球で降板してしまったこと。32年間のプロ野球生活で最も悔しい出来事だったという。そこには、最年長勝利の世界記録を更新できず、多くのファンの期待に応えられなかったことも含まれる。また、日本シリーズで一度も勝てなかったことも心残りだという。
一方、「後悔はない」というのは、 32年間も憧れのプロ野球選手生活を続けられたことを意味する。自ら「才能はない」と言い切るほど素質には恵まれなかった。でも、ドラフト5位で入団したそんな平凡な選手が、数々のタイトルを獲得し、幾つも記録を打ち立てたのだ。そんな 自分のキャリアに、もちろん本人は満足している。
引用:https://www.baseballchannel.jp/npb/11094/2/
この山本選手の言葉を当てはめて、
考えることが許されるとしたなら、
亀田興毅さんも、
自分の通ってきた道のりや
キャリア、積み重ねてきた努力、
に関しては「後悔はない」。
ただ、最後の試合で「自分の基準」
に達する程の「最高のパフォーマンス」を
発揮できなかった悔いはある・・。
といった、心持ちなのかもしれません。
スポーツ選手ですから、
もちろん、負けた後に、
「体調がわるかった」と言い訳すること
はありませんよね。
ただ自分の中で、「最高のコンディション」
ではなかったり、故障を抱えていた?!
などの「納得できない」何かをリング上に
置いてきたのかもしれませんね。
本人の感情の部分なので
憶測しかできない領域も
あるのですが、
総合的に判断すると、
亀田興毅の復帰の理由としては
誤解(?)されたまま終えたくない
敗北したまま終えたくない
負けた相手にリベンジしたい
後悔はしていないけど「悔い」が残る
などがあげられるのではないでしょうか。
ターゲット(獲物)
AbemaTVのコメントの中で、
興毅さんはこのように語っています。
「大したことやないけどな」と切り出した後「自分も思うところがあって、やり残したことがある。やらなければならない試合がある。誰ととは言わないが。どういう形になるかわからないが現役復帰しようと思う」
引用:https://www.nikkansports.com/battle/news/
AbemaTVの最後で亀田興毅が現役復帰宣言! 「もう一度リングにあがりたい」#亀田大毅 #亀田興毅 #現役復帰https://t.co/WqO9rBdgGO pic.twitter.com/q8z9FtX5AY
— ソル (@sol_getnews) 2018年1月1日
この興毅さんの言葉のニュアンスでは、
何か「特定」の相手を意識したような
発言に思えますよね。
一体その相手とは誰なのでしょうか。
亀田興毅の復帰戦について
出典:https://ameblo.jp/koukikameda/
対戦相手
亀田興毅選手の発言から推測すると、
どうしても、戦い相手がいるように
聞こえてきます。
そしてその相手というのが、
引退試合になった最後の対戦相手、
河野公平選手を意識しているように
感じてしまうのは、私だけでしょうか。
そして、その河野公平選手の
年齢に関わりがあるのではないか
と推測してしまうんですね・・。
河野公平選手は、
1980年生まれですから、
なんと 現在37歳にも関わらず、
現役の選手です!
この37歳である 年上の現役選手に
敗北した、しかも判定負けという
腑に落ちない結果に、どうしても
納得がいかないと興毅選手は
考えているのかもしれません。
河野選手もいつ引退しても
おかしくない年齢ですから、
亀田興毅さんの中にもあせり(?)
があるのでしょうか。
復帰戦の相手として、
いきなり河野公平選手とはならない
かもしれませんが、次に本当に
引退する時は、この河野公平選手に
リベンジしてから。という
気持ちが亀田興毅さんの中に
あるのではないでしょうか。
AbemaTVの中でのこの復帰宣言
コメントのあとに、弟大毅さんが、
「ようやるわ!俺はやりませんよ!やりません!」
と言って、周りの人たちもみんな笑っている
中で、大毅さんの隣で興毅さんは全く
笑っていませんでした。
かなりの本気度が伺えますね。
何かを強く決意しているような
そんな雰囲気が伝わってきました。
復帰戦の日程
興毅さんは、復帰発表の中で、
「これ以上は、こうご期待」と
言って、復帰戦の日程に関しては、
語らなかったので、
残念ながら、具体的な日程は
まだはっきりとしてはいませんが、
この様子だと、数ヶ月以内には、
少なくとも、半年以内には、
復帰戦を行うのではないでしょうか。
対戦相手が誰にしろ、
2年間のブランクを開けての
興毅選手のコンディションはいかに?
復帰戦に大注目ですね。
takuの一言
かつては、ボクサーの
選手寿命年齢は
大体30歳と言われていましたが、
現在は、35歳〜40歳と
言われています。
現に、河野選手もそうですし、
亀田興毅さんも、
「まだまだいける?!」と
思っているのかもしれません。
興毅選手は現在31歳。
もちろん息の長いボクシング
現役選手もいるとはいえ、
2年のブランクがあるわけですし、
20代の頃に比べ、
体力的に身体能力が落ちることは
間違いのないことですね。
それでも、復帰を誓ったというのは、
勝機があるからとか、もう一度
世界戦を獲るとか、そういった
かつての目標とは、少し種類が違う
「意地」のようなものがあるのでは
ないでしょうか。
年齢とか、他人の評価とかそういったもの
ではなく、ただ自分が「自分に納得できるか」
この追求なんでしょうね。
ストイックですね。
でも、辰吉丈一郎も
何歳になっても、海外で
現役を続けているように、
「自分を諦めない」
という精神はボクシングに限らず
大切なんでしょうね。
自分の生き方を、自分が満足できるか
過激発言や、表向きの言動で
いろいろと叩かれたり、
誤解されることも多い亀田興毅さんですが、
ボクシングという
自分が生きてきた世界で、
最後有終の美を飾り、
「人間力」を証明していただきたい
ですね!
努力は裏切らない。
亀田興毅選手は「努力」の
できる人物ですから、
今後どのような復帰、活躍を
見せてくれるのか大注目ですね!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。