チーズアレルギー症状なぜ食べていないのに触れただけで死ぬのか原因理由を調査！

ロンドンの中学校でTシャツの中に
チーズを入れられただけで、男子生徒が
アレルギー反応が出て死亡したという
ニュースがありました。

食べていないのに、体内に入っていないのに
体に触れただけでなぜアレルギー反応が出て
死んでしまうのかか不思議に思ったので、
チーズアレルギーの症状の原因理由や
メカニズムについて調べてみることにしました。

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1 チーズアレルギーの症状について
2 なぜ触れただけで死ぬのか
3 まとめ

チーズアレルギーの症状について

まず、イギリスで起きた、チーズアレルギーで
中学生（チーマ君）のケースですが、
彼は、チーズを食べていません。

同級生のいじめ（いたずら）で、
服の中にチーズを入れられただけで、
その後様々な症状が現れ、
全身に症状が出て、
病院に搬送されてからのちに死亡しました。

西ロンドンのグリーンフォードに住んでいたカランビー・チーマ君が倒れたのは、2017年6月28日の昼前のことだった。チーマ君は小麦、グルテン、乳製品、卵、ナッツに対する重度のアレルギーがあり、喘息とアトピー性湿疹にかかっていた。インディペンデントによると、搬送先の病院で同年7月9日に亡くなった。チーマ君の死んだことを受けて、検死法廷が開かれた。19日の法廷で、検死陪審員が救急隊員のキエリン・オパットさんから聞いた内容は、こうだった。「ただのアレルギー反応」と通報を受けて到着したときには、チーマ君には意識がなく、苦しそうにあえいで、発疹が出ていた。チーマ君は、隊員たちが到着した直後に呼吸を停止したという。

引用：https://headlines.yahoo.co.jp/

症状としては、痒くなっただけでなく
皮膚がものすごく暑くなり、呼吸困難に
陥ったということです。

食物アレルギーによる反応は
人それぞれだそうですが、

もっとも多く見られる症状は
皮膚症状（かゆみ、じんましん、あかくなる）
などで、9割近い人に見られる
そうです。

そのほかにも、咳や目のかゆみ
鼻水や嘔吐、吐き気に腹痛など
多岐に渡ります。

そして時には
アナフィラキシーという重い症状が
あわられ、命に危険が及ぶことも
あるそうです。

チーマ君の症状から推測するに、
彼はこのアナフィラキシー症状を
発症し、呼吸困難に陥り死亡したと
考えるのが自然な流れでしょう。

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なぜ触れただけで死ぬのか

それにしても、不思議に思ったのは、
チーマ君はチーズを体内に摂取していないことです。

クラスメイトが、彼の服の中にチーズを投げ入れただけ
で症状が出て、アレルギー反応を起こし
死亡したというのが不思議でなりませんでした。

一つ考えられる理由としては、
彼は普段から喘息やアトピー疾患を
患う重度のアレルギー体質だったということですから、
皮膚もかきむしったり、切り傷があったり
などの肌の炎症も起こしていた可能性があります。

そういった皮膚の炎症部分から、チーズが
触れたことによりチーズの主なアレルギー
症状の原因と言われる成分カゼインが
体内に入り込み、そしてチーズを
食べた、つまり摂取した時と同じような
反応が出たと考えることができます。

そして、食べてないのにアレルギーを
発症するということが徐々に
新常識として認知されてきているそうです。
これは注目するべき（知っておくべき点）ですね。

食物アレルギーの原因の一つとして今注目されているのが「食べ物の“さわり過ぎ”」。なかでもこれらの人は要注意と言われています。

肌荒れ（湿疹など）がひどい状態で食べ物をさわり続ける

自己流の美容法で食べ物を肌につけ続ける

一般的に食物アレルギーは体中のリンパ節にいるT細胞と呼ばれる免疫細胞が「口から取り込んだ」食べ物を敵だと認識することがきっかけで発症すると考えられています。
しかし最近の研究では肌荒れなど皮膚に炎症があると、表皮に存在する樹状細胞（じゅじょうさいぼう）と呼ばれる細胞が活性化し「さわっている食べ物」を捕まえてT細胞に敵だと報告することがわかってきました。
また、自分で気づいていないぐらいの肌荒れでも、長期間食べ物を肌につけ続けることは危険性があり、ふれる量が多かったり頻度が高かったりすると危険性が増すと考えられています。

引用：http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180131/index.html　

チーマ君はまさにこの症状を
発症し、アレルギーによるアナフィラキシー
で死亡したと考えることができますね。

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