セシルマクビーが炎上!社長は誰?木村 達央と小嶋裕之の経歴は?【ジャパンイマジネーション】

こんにちはtakuです。
12日に放送された
【ガイアの夜明け】で
外国人技能実習生を不当な
賃金で雇った上、賃金の未払い
で問題視されている様子が
取り上げられていました。

その発注元となっている
女性人気ファッションブランド
セシルマクビーが炎上しているということ
でニュースになっていますよね。

セシルマクビーの社長の経歴などが
気になったのでいろいろ調べてみました。

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セシルマクビー炎上

今回ニュースで話題になった、
東南アジア(途上国)から
技能実習生を過酷な労働環境の中で
雇用している問題となった工場は
岐阜県の縫製工場なのですが、
なんとほぼ休みなく 時給400円
長時間労働させていたというのですから
驚きです。

さらに、 ひとり600万円以上にも
のぼる賃金や残業代が未払いのまま

ということで、支払いをしないまま
倒産申告をして、場所や社名を変えて
再び同じような業種、携帯で開業している
とのことです。

明らかに 国の「未払い賃金立替制度」を
悪用した計画倒産
ということで
問題視されています。

そしてこの工場で生産されている、
人気ギャル系アパレルブランドというのが

セシルマクビー

というブランドだそうで、
テレビの映像から、ネット上でブランド名が
追求された後、現在ツイッターで
炎上しているということなんですね。

同じく、 BE RADIANCEというのも同じ系統の
ブランドだそうですね。

生産している工場、子会社(下請け)に
問題があるのは当然なのですが、
親会社、発注元である会社には
責任はないのでしょうか?
その会社とはどんなものなのでしょうか?

ジャパンイマジネーション

このセシルマクビーや、BE RADIANCEという
ブランドを立ち上げている会社は

「ジャパンイマジネーション」

という会社です。

1957年7月創設、従業員863名を抱える
レディスファッションの企画販売を主にする
セシルマクビー、アンクルージュ、
ビーラディエンス、ファピュラスアンジェラ
ソフィラ、エージープラス、リドルフロム

など数多くの人気女性ブランドを
次々に立ち上げている業績右肩上がりの企業です。

気になるのが社長なのですが、なぜか会長と
取締役が交互に入れ替わっています。
なぜでしょうか。いろいろ調べてみると
次の二人の名前があがってきました。

木村達央の経歴

出典:https://www.rosei.jp/

プロフィール

名前: 木村達央(きむら たつお)

生年月日:1948年

学歴:学習院大学経済学部

年齢:69歳

出身地:東京都

職業:株式会社ジャパンイマジネーション 代表取締役会長 

この人物が、現在のジャパンイマジネーションの社長
だそうで、大学卒業後、三菱商事に入社し、
主に経理業務を担当していたそうです。

その後、76年に株式会社デリカ
(ジャパンイマジネーションの前身)に
入社し、営業部長、専務を経て、
90年に代表取締役社長に就任された
ようですね。

順調に出世街道を登って行ったというところを
みても、実力のあった優秀な方
だったのでしょうね。

それにしても、有名女性ギャル系ファッション
ブランドを手がけているのがこんな壮年の
おじさんなのが正直驚きです。

女性ブランドなんだから、
若いモデル出身のデザイナーとか
その辺りの方かと思いきや意外でしたね。

10代や20代女性に大人気の「セシルマクビー」
ですが、そのブランドがブレイク以来、
16年間も人気を継続しているのは、
すごいです。

市場規模拡大店舗増設、業績など
表面上のことだけを見ているととても
華やかなのですが、その裏で、多くの
海外実習生の苦悩があると知ると
なんとも複雑な心境ですね。

僕も、大型店舗でセールで売り出している
女性ブランドがなぜこんなにも安いのか
前々から疑問に思っていたのですが、
このようなからくりがあったんですね。

それにしても、時給400円というのは
安いですね。これも日本の基準であって
彼ら東南アジアの国で考えればそれでも
高いというのですから驚きです。

とはいうものの、その賃金さえも
支払われないならなんの
意味もありませんけどね。

Made in Japan が情けない。と
数多くの口コミがツイッター上で
なされているのも頷けますね。

実は、セシルマクビーを人気ブランド
に成長させた立役者として、
もうひとりの人物が
挙がっています。

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小嶋裕之の経歴

木村達夫さんは2016年に
代表取締役会長から再び社長に
就任しました。それまで、社長を
前任していたのが、 小嶋裕之さん
という方です。

実は、セシルマクビーを成長させた
のはこの小嶋社長の力が大きいと
言われています。

「新年度が始まるタイミングで経営体制を刷新する。オーナーでもある木村会長が社長を兼ねることで、企業としての次の成長戦略を策定し、事業構造改革と収益力の回復を図り、全社一丸となって業績向上に当たり、企業価値を向上させるため」と同社広報室。小嶋社長は「セシルマクビー」をガールズ系トップブランドに育成した立役者。2010年4月に43歳の若さで社長に就任していた。

引用:https://www.wwdjapan.com/192755

ところが、ネットでいろいろ調べてみても
なぜか表立って、出てくるのは木村社長の方で、
この小嶋社長はあまり出てこないんですね。
なぜでしょう。

真相は定かではないのですが、
こういったニュースの最中ですから
あまり表には出られない何かしらの
理由があるのかな?

と勘ぐってしまいます。

小嶋社長の数少ない
見つかった写真はこちらです。↓

出典:https://ameblo.jp/

なるほど、確かに木村社長よりは
女性ブランドに詳しそうですね。
なんだか少しチャラい(?)イメージ
ありますが。ロングヘア
のせいでしょうかね。

ただ、ある転職サイトでは、小嶋社長が
女性ブランド企業にある 女尊男卑的
文化を改善したとの
ことで、良い口コミ
がされていましたので、人柄がよく
信頼されている方なのかもしれませんね。

ただ、社内でのイメージは良くても、
金銭面で、もし本当にこのような
杜撰な労働条件を海外の技能実習生に
強要し、不正を働いている違法行為に
加担(法律の隙間を狙う行為など)
しているとしたら、これは
見過ごすわけにはいきませんよね。
イメージと実際とのギャップがエグい。
ということになってしまいます。
真相が気になるところです。

2010年の4月の社長就任時に
43歳ということですから、
現在は50歳ということになります。
実年齢よりかなり若く見えますね。

木村会長がインタビューの中で答えていた
ジャパンイマジネーションの企業理念として、
挙げられているのが、「業績」重視するという
考え方だそうです。

特に数字で結果が現れる営業部門は、業績を重視する。「人柄がよくて、実績を上げた人をとことん評価する。学歴も出身校も性別も関係ない」をポリシーに、時に抜擢人事を行う。

その象徴が、現社長の小嶋裕之さんだ。20歳で入社後はFAとして店舗に配属。まだセシルマクビーが飛躍する前の時代だったが、いきなり月間売り上げ1000万円を記録する。店長としても業績を上げると、セシルマクビーのブランドマネジャーに抜擢。
ここでブランドを刷新して大ブレイクを果たすと、31歳で部長となる。そして取締役、常務、専務と出世の階段を駆け上がり、43歳で社長に就任した。

引用:https://www.rosei.jp/jinjour/article.php?entry_no=57883

小嶋さんは、店長から下積み時代を経て、
着実に成果を出してきた人なんですね。

takuの一言

印象としては、木村会長が
ジャパンイマジネーションという
会社の権限を持ちながら、
若手(小嶋社長)などを
うまく起用しているといった印象
でしょうか。

今回の海外技能実習生を低賃金で
過酷な労働環境のもと働かせている
直接的なブラック企業は、
各下請け工場ということになりますが、
発注元の企業に責任は問われないのでしょうか。

安価でブランド服を販売するためには、
発注元である大手企業が下請け工場も
買収しているというのはよく聞く話ですし
事実上の決定権、経営権が大元の企業に
あるというのは、想像に難くないですよね。

今後、 ジャパンイマジネーションが手がける
諸ブランドがどのようにブランドイメージを
維持していくのかに注目
したいところです。

といっても、よほど、メディアや法律上で
咎められなければ、ただでさえ次々に
新しい名前(しかも横文字で覚えにくい 笑)
で、ブランドを立ち上げている会社
ですから、 裏事情を全て把握しながら
顧客が服を選択していくのは難しい
でしょうね。

そういった意味では大元の
ジャパンイマジネーションにとっては
今回の報道はさほど影響はないのかも
しれませんね。

後日談

先日15日付けで、ジャパンイマジネーション
(セシルマクビー)がこの外国人技能実習生の
労務問題に関して コメントを発表しました。

同社は「本年7月に岐阜一般労働組合及び番組制作会社より一報を受け、弊社として初めて認識した。弊社商品の取引メーカー様に確認をした結果、今回問題となった同工場に対し該当とされる商品の発注がなされており、労務問題が存在するという事実も判明致しました」と発表。その後、取引メーカーへ同工場での商品の製造を取りやめるように申し入れ、今年9月をもって同工場での製造は終了しているという。

また「弊社の商品が取引メーカー様の先の縫製工場において、不適切な人権労働環境のもと製造されていたとすれば、誠に遺憾であると考えており、またその実情を知り得なかったことについては、大いに反省すべき点であると認識しております」とし、今後は取引メーカーと共に製造現場についてさらなる関心を払っていくという。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/

とのことでした。
う〜ん。このコメントをどのように
捉えるべきなのでしょうか。
会社側としては、そりゃそういいますよね・・。

でも、安く販売していたことは周知の
ことですし、 自分の下請け会社が
破産申告と開業を繰り返している
のですから
知らないなんてことがありえるのでしょうか。

人間心理ですが、
やはりこのような問題が浮き彫りに
されてしまった後では、
どんなコメントをしても
怪しいと勘ぐってしまうのは
私だけでしょうか。

とにかく真相はわかりませんが、
企業イメージを取り戻しつつ
国内海外問わず、雇用に対して
透明性のある企業運営を目指して
これからも頑張っていただきたいです!

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。

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コメント

  1. 隊長 より:

    あの対応は酷かったですね

  2. 国民の意見 より:

    俺も、「ガイアの夜明け」の放送を見てたけど、
    偽装倒産をして、賃金未払いから逃れようとする
    下請け会社の社長、社長夫人、男性社員?、弁護士らは、
    まさに「悪人」そのものの対応ぶりだった。

    また「セシルマクビー(CECIL McBEE)」の発注元である
    「ジャパンイマジネーション」の対応も最悪だった。

    申入書を持ってきた技能実習生たちに対して、
    下っ端サラリーマン2人が、会社の前で待ち構えて、
    「はいはい、わかった」という感じで受け取って立ち去った。
    会社の中には一歩も入れずに、門前払いのようなカタチで終了。
    「ジャパンイマジネーション」は誠意も何も見せなかった。
    実習生たちはア然としてたよ。

    このブラック親会社あっての、最悪な下請け工場だと思ったわ。
    下請けに支払う製造費もかなりケチってんじゃねーの?
    と思ってしまう。

    あまりの対応の悪さに、視聴者から苦情が殺到したため、
    あわててトカゲの尻尾切りをして、
    「やりました」ってコメントを出した感じで、イメージは最悪だ。

    • takupath より:

      コメントありがとうございます。そうですね。後日の本社側からも、「知りませんでした。取引先との契約を解消しました。」の一点張りですもんね。ファッション業界の闇の部分が少し見えた気がしましたね。